フリーランスとは、会社に属さず自身で仕事を取ってくる働き方です。会社員のように仕事をこなすだけではなく、仕事を獲得すること自体も仕事であるため多少苦労する部分もありますが、理想のワークライフバランスを叶えられる仕事形態として年々フリーランスに転向する人は増加しています。そんなフリーランスですが、誰もが自宅で仕事を行う「在宅型」として働いているわけではありません。中にはクライアント先の現場で働く「常駐型」の人も存在します。
在宅型は前述の通り自宅で働くフリーランスであり、会社への通勤の必要もなく自由度高く働けるのが特徴です。朝の始業を遅めにしたり、平日でも余裕があれば休みにしたりなどは自分の裁量で決められます。こうした働き方は、時間を有意義に使いたい人や人間関係に疲れている人はうってつけといえるでしょう。
対して常駐型は、クライアントの会社で作業スペースを借りて常駐しながら働く形態です。勤務スケジュールが社員とまったく同じになる人もいれば、少しは時間に融通が利くものの、在宅型のような完全な自由とまではいかない人など様々です。通勤も必要なためフリーランスとしての恩恵を受けられていないのではと感じる方もいるかもしれませんが、常駐型は長期的に雇われるケースが多いため、収入の安定化が見込めます。常駐して働きながら社員との交流を広げられれば、そこから新たな仕事にも発展する可能性があります。在宅型と常駐型はこのように違いがありますが、それぞれでメリットがあるため自身の状況に応じて選んでみるとよいでしょう。